女性作家の恋愛短編集

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6人の作家が、甘い記憶を題材にして書いた短編集です。

いちばん印象に残っているのは、野中柊さんの二度目の満月。

私自身バーでお酒を飲む習慣はありませんが、たまたまバーで知り合って下の名前さえ分からないまま進む恋愛こそ、本当の恋愛なのかなと考えさせられました。

 

デートの約束って、行く場所もすることも考えないといけなくて、気軽にできないんですよね。

バー以外で特に連絡を取り合う訳でなく、それでもたまにばったり会って一緒にお酒を飲める人は、やっぱり運命の人なんでしょう。こういう恋愛をしたかったな。